【ネタばれあり】木村拓哉・二宮和也ダブル主演映画「検察側の罪人」を観に行ってきた感想。

こんばんは、そむてふ(@som_tef)です!嵐さんのファンを、ぼちぼちと10年程やっています。

 

昨日(2018年9月3日)、「検察側の罪人」を観に行ってきました。

木村拓哉と二宮和也ダブル主演ということで、嵐さんファンたるわたくしもこれは見逃せん!と思い立ちました。

遅めの夏休みを利用して行ってきましたよ!

途中からネタバレするのでご注意ください。

 

「検察側の罪人」あらすじ(公式サイトより抜粋)

都内で発生した殺人事件。犯人は不明。事件を担当する検察官は、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野。

最上は複数いる被疑者の中から、一人の男に狙いを定め、執拗に追い詰めていく。その男・松倉は、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の重要参考人であった人物だ。

最上を師と仰ぐ沖野は、被疑者の自白させるべく取り調べに力を入れるのだが、松倉は犯行を否認し続け、一向に手ごたえが得られない。

やがて沖野は、最上の捜査方針に疑問を持ち始める。「最上さんは、松倉を、犯人に仕立て上げようとしているのではないか?」・・・。

互いの正義を賭けて対立する二人の検事。彼らの戦いに、待ち受けていた決着とはー。(映画『検察側の罪人』公式サイトより抜粋)

 

「検察側の罪人」の全体感想

重い。とにかく、重いテーマ。

検察官って本当によく狂わないで生きていけるなって思いました。

吉高ちゃんが途中、「犯罪という非日常が日常になっている」というセリフを言うのですが、

正義を信じて悪を正そうとする人々 vs 悪を手柄として自慢するような人々

こんないくら話し合っても合意できそうもない二者が、日常的に対峙してお話をするような空間。

そもそも考え方の根底・前提が違う人同士が語り合ったり分かり合うのは無理な話で、どちらかというと検察官が抱いているであろう犯罪者に対する憎しみとか嫌悪感は視聴者としてはものすごく共感するんですよね。

ただそこに、私情を挟んで、必ずコイツを罰すべし…!手段は選ばぬ…!

となってくると話はややこしくなってくるわけで、、、

ダメなものをはっきりダメとも言い切れず、でも最善と言われることをするだけではあまりにも無力で。

みんなしてひたすら葛藤したまま、特にすっきりと解決することも無く終わるっていう。

 

<以下やんわりネタバレあり>

 

 

 

あのキムタクが!漆黒の正義を振りかざすッ!

木村拓哉って基本、悪い役ってやらないじゃないですか。

1人で主役はるのが当然でそういうのしかあまり見たことないですよね。

最初は、少し陰はあるけれど超エリートで正義感が強く渋くてカッコいい検事さん、という感じだったのに、途中でだんだん目が血走り始めてヤバイ感じになっていくっていう。こんなキムタク初めてみた…!って思いました。

ボロボロで満身創痍な状態から一瞬で爽やかなイケメン検事に戻ってしれっと事件の捜査をするというギャップ。怖い。サイコパスじみてる。だけど…それは並外れた精神力の賜物で、ってことも表情、行間から読み取れて。

葛藤の表情でそんなに種類あるの?演技力ほんとすごくないですか。

ニノさんに絞り出すように間違いを指摘されてた時の木村さんの表情や演技。残像になって心に残っておりますよ…

木村さんの映画、もっともっと観たいって思いました。

ただの主演じゃなくて、今後、味のある脇役・悪役もどんどんやってほしいと一ファンからの願いとして発信しておきます。

 

恐ろしいニノって見たことあります?わたしは初めてあんな二宮さんを見ましたよ。

前半で二宮さんの見せ場(というか熱量高めな場面)があるんですけど、わたしあんな恐ろしい二宮さんは初めて見ました。

あれは…子供見たら泣いちゃうと思う。お子様禁止だよ?この映画。良い子は観に行かないでね。

でもそれも、沖野が信じる正義を遂行するためであり、最上さんからの期待に応えようとしているからであり、自分の信ずる道を歩く「漢」って感じで超鳥肌めっちゃ立ちました。

二宮さんって空気を読むというか気遣いというか、そういうのをきっちりと体得して自然に嫌味なく出す方じゃないですか。

だから先輩俳優(高橋克実さんとか)から可愛がられていたりするのをファンとして認識しているもので

今回の役はすっと入りやすいというか、イメージにも合っている部分もあって、その点では安心感がありました。

というか唯一の安心感のよりどころだったかも。

二宮さん超怒ってて怖いし、木村さんも狂気すぎるしで緊張感がすごかったもの。

 

まとめ

興味の入り口は嵐の二宮さんが出てるし、まさかの木村拓哉さんと共演。

はっきり言ってほとんど予備知識無く観に行ったら展開が読めずに良い意味で色々と振り回されました。

作品としてとても考えさせられるものでした。後味は良いとは言えないから爽快感を味わう人には向かないけどね。

展開がスピーディーかつ複雑だったので、木村拓哉・二宮和也の細かいところ演技も含めてもう一度観たいと思った作品でした。